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発達障害のキソ知識(1)

最近だとドラゴン桜2の原健太さんやサイコだけど大丈夫のムン・サンテさん(主人公のお兄さん)です。



ちょっとインターネットで検索すれば、たくさん見つかる発達障害についての知識。あらためて記事にする必要があるだろうかと少し悩みましたが、おそらく何回繰り返されても言い過ぎということはないとの想いで、ブログにしてみようと思います。


このブログでの「発達障害のキソ知識」と名付けた投稿では、発達障害について、詳しい知識よりもざっくりとおおまかなイメージを持ってもらうための記事を書いていくつもりです。詳説についてはまた後で、別の記事で。

発達障害の特徴、支援の方法について、障害者手帳について、関連する法律について、など、発達障害に関する知識の中で最も基礎となるところを記していきたいと思います。


初回は、そもそもの「発達障害」という言葉や概念について、です。

「発達障害って何?」と聞かれて、「発達障害って~だよ」と明瞭に答えられる人はかなり少ないはずです。


ごくたまに、「発達」「障害」という語感からでしょうか、「大人になりきれていない人」というニュアンスで、この言葉を使っている記事や文章を目にすることがあります。しかし、「発達障害」とはそういうことではありません。


この「発達」という言葉には、「子どものころ(発達期)に存在している」という意味合いが込められています。子どものころにはその特徴があった、という意味です。


つづく「障害」という言葉、この言葉は非常に厄介な言葉で、議論の多い言葉ですが、ざっくりとは「困難さがある」という意味でとらえるのが良いのではないかと思います。


実は「発達障害」の定義には、たくさんのものがあります。さらに言えば、その定義はどんどん変わってきました。

しかし、2021年現在に関して言えば、共通認識としては、「自閉スペクトラム症」「注意欠如・多動症」「限局性学習障害」の3つの診断名について知ることが必要だと思われます。


次回以降の投稿では、まずこの3つの診断名について記していこうと思います。


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