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助成報告
【助成報告】清水育英会×中央共同募金会 経済的困窮や社会的孤立の状態にある子どもの学習と生活を一体的に応援する助成
本助成を活用し、不登校等の生徒児童が使用するタブレット端末、ノートパソコン、周辺機器、長机を購入しました。また、オンライン授業用のパソコン、事務用のパソコンを購入しました。
これらの機材を利用して、対面での学習支援とオンラインでの学習支援、相談支援、余暇支援を行いました。利用対象者は、不登校、発達障害等をもつ小学生、中学生、高校生、高校中退の児童でした。児童が通所することのできる居場所施設を運営し、週4日、10:00-16:00で受け入れてきました。居場所施設への通所が難しい児童は、オンラインでの対応を行いました。
学習支援を行う際は、対面・オンラインにかかわらず、本人の学習レベルに丁寧に寄り添い、同時に心理ケアを意識した学習サポートを行いました。利用者の中には、経済的な理由のため、家庭学習で使用するタブレット端末やパソコンを所持していない者もいたため、期間を限定しての貸し出しを行いました。
また、大学生、社会人のボランティアも積極的に参加し、それぞれの立場に応じたかかわりを行ってきました。さらに、それまでの事業運営において不十分だった機材(配信用パソコン、事務用パソコン等)を活用することで、居場所づくり事業全体をより円滑に行う体制を整えることができました。利用者増に伴い、各種事務作業、学習資料作り、書類作りも増加していったため、機材を導入できたことが運営の大きな助けとなりました。
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